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外出先でも安心できるiPhone用のモバイルバッテリーは何mAhぐらいが必要なの?

外出時は常にバッテリー残量が気になって仕方がない、という人は多いのではないでしょうか。iPhoneをはじめとした通信端末を複数持ち歩くことが当たり前になった現代人にとって、モバイル用の電源をどのようにして確保するかは、外出時の重要な課題です。私は巨大な容量を持つバッテリーを背負って歩きたくなる時があります。

最近はモバイルバッテリーもいろいろな形態のものが出ていて、ペン型やスティック型のおしゃれなものから、実用重視のごつくてデカいものまでいろいろと出回るようになってきました。小容量のものだと価格も安く、数百円のモノもあります。

特に旅行シーズンになると、旅先で困らないためにはどのくらいの容量のモバイルバッテリーが必要なのか、けっこう悩むことがありますね。実際のところ、どれくらいのバッテリーを用意すればいいのでしょうか。

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そもそもiPhoneのバッテリー容量ってどれくらい?

iPhoneにはどれくらいのバッテリーが使われているのでしょうか。内蔵バッテリーと同じ容量のモバイルバッテリーを用意しておけば、理論上はフル充電を1回できることになります。あくまでも理論上ですが。

iPhone各種の推定バッテリー容量は、次のようになっています。(公式発表がないので、容量については諸説あります)

バッテリー容量
iPhone 5c 1,507 mAh
iPhone 5s 1,560 mAh
iPhone 6 1,810 mAh
iPhone 6 plus 2,915 mAh
iPhone 6s 1,715 mAh
iPhone 6s plus 2,750 mAh
iPhone 7 1,960 mAh
iPhone 7 plus 2,900 mAh

こうしてみると結構な容量ですね。特にplusたちは。

バッテリー駆動時間の長さについては、単純に容量だけでは判断できません。新しくなるにつれてバッテリーの持ちもよくなってきています。あくまで目安です。

これらの容量を踏まえた上で、用途に応じてモバイルバッテリーを選定するようにしましょう。

スティックタイプなら3000mAh前後

かさばらないので持ち運ぶの最適なモバイルバッテリーとして人気が高いのはスティックタイプ。容量は2500mAhぐらいのものから5000mAhを越えるものまでいろいろあります。サイズが小さいので容量の制約はあるにしても、携帯性を重視するのならコンパクトなものの方がいいですね。

2600mAhの製品なら1000円を切るものからあります。あくまでも緊急時の備えとして持ち歩きたい人はこれでOK。

それなりの容量が欲しい人は5000mAhを目安に。フル充電が2回程度出来る容量を選んでおけば、AC電源のない環境でも比較的安心してiPhoneを使えます。最近のモバイルバッテリーは5000mAh以上になると懐中電灯の代わりになるものが増えてきています。

ソーラーパネル付きバッテリーという選択肢も

ソーラーパネル付きのモバイルバッテリーを選べば、太陽光でどこでも充電が可能です。アウトドア派やサバイバル派には最適なチョイスかもしれません。USB給電にもAC電源による充電にも対応したものが一般的です。容量は1000mAhぐらいのものから20000mAhサイズのものまでいろいろと出回っています。大容量のものが安心なのは言うまでもありませんが、太陽光のみ利用した場合にフルに蓄電するのに必要な時間も調べておく必要はあります。

20000mAhのものならUSB給電で8時間、太陽光なら24~30時間ほどかかると記載しているものもあります。目安としてこれくらいの時間を覚悟しておいたほうが良さそうです。

ただ、100%ソーラーを頼りにするようなことは滅多にないにしても、そうしたアウトドア環境ではバッテリーは大容量なのが一番。蓄電に時間がかかるのは目をつぶり、最初から30000mAhクラスの製品を選択しておけば安心かもしれませんね。

バッテリー一体型iPhoneケース→6000mAh

バッテリー一体型のケースのメリットは、ケーブルレスなので装着したままで気兼ねなく何でもできることです。デメリットとしてはずんぐりむっくりになってしまうことでしょうか。当然ながら全体の重量は増すわけですから、大昔の携帯電話のような重量感を味わうことになるかもしれません。重量にして100~150グラムほどはプラスされます。

給電機能のあるものも多く、USBケーブルを用いて他のスマートフォンを充電できたりします。iPhoneと一体になる製品であっても、装着したiPhone以外の機器の充電にも使える方が役に立ちます。

容量は5000mAh程度が普通ですが、中には8000~10000mAhの大きめのものもあります。

2~3台同時充電が可能な10000~20000mAhクラスのバッテリー

給電用のUSBポートが2~3つ付いたバッテリーなら、2台同時に充電できます。この手のバッテリーは10000mAh以上でないと、2台同時充電ではすぐに消耗してしまい、あまり意味がありません。

外出先での充電は、バッテリー1台で複数台を同時充電できる方がはるかに効率的で快適です。特にiPhone複数台持ちが当たり前になっているヘビーユーザーには、10000~20000mAhクラスのモバイルバッテリーは必需品と言ってもいいでしょう。

ノートPCにも対応した超絶バッテリー→52800mAh

AC給電口を備えており、タブレットとスマートフォンとノートパソコンを同時に充電することができる超絶大容量のモバイルバッテリーもあります。容量は50000mAhクラス。スマホだけで普通に使っていては、とても1日で使い切れる容量ではありません。

ただし、このクラスになると重量も1キロを優に超えますから、それなりの覚悟が必要です。このサイズになるとモバイルバッテリーと呼んでいいのか微妙です。

モバイルバッテリーの航空機持ち込み制限は?

飛行機に乗って移動する場合、モバイルバッテリーは預け入れができませんので、必ず手荷物に入れなければなりません。うっかりスーツケースに入れたままにしておくと、保安検査で引っかかって慌てる羽目になります。

モバイルバッテリーのほとんどはリチウムイオン電池です。航空会社の規定では、機内持ち込みのできるリチウムイオン電池はワット時定格量が160Wh以下でなければなりません。また100Wh以下のものであれば個数の制限はありませんが、100Wh以上のものの場合は2個までと決められています。

→参考:ANA公式サイト

ちなみに通常市販されているモバイルバッテリーのほとんどが100Wh以下なので、手荷物として持ち込む分には制限に引っかかることはありません。

ただし、52800mAhの容量を誇る「MobilePowerBank MPB-52800」のクラスになると、52800mAhで3.7Vのこの製品は「Wh = Ah × V」の計算で195.36Whとなり、機内持ち込み不可となります。 同じメーカーの「MobilePowerBank MPB-31200」ならば31200mAhで3.7V=115.44Whとなり、2個までなら持ち込めます。

飛行機での移動が多い人は要注意です。大容量のモバイルバッテリーを購入する際には、念のためスペック表を見て計算をした方が安全です。

モバイルバッテリーは「大は小を兼ねる」が当てはまると思います。ある程度は容量大きめのバッテリーを持っていた方が気分的に安心できます。不測の事態に備えるために20000~30000mAhクラスの大容量バッテリーを1つ用意しておくのがベターですね。

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